日記

毎日の喜怒哀楽と将来、恋愛。面と向かって言えないこと。

毎日生きてても言いたいことや思ってること、あまりちゃんと人に伝えられることってない気がする。

これ言ったらどう思われるだろう、とか自分の話ばかりしすぎかも、とか考えて、思っていることを飲み込んだりする。

 

あの人には何でも言えた。「これ言って嫌われたらどうしよう」っていう不安をそのまま言えた。

愛も怒りも苦しさもぜんぶ伝えることができた。

私はとても幸せだったし、だから彼のことがとても好きだったけど、そのとき彼が本心で私のことをどう思ってたのかは今でも分からない。

 

嫌われても別にいいって思える精神は何よりも強いと思う。自分に自信がある人はとても魅力的に見える。

実際思っているだけじゃ伝わらないことも、言ってみたら案外理解されるかもしれない。

それでもやっぱり嫌われることは怖くて、それが大切にしたい関係の相手なら尚更。

 

私が言われて今でもトラウマになっている言葉は、大好きな人から言われた「みんながみんなお前のことを理解してやれると思うな」って言葉だ。

それ自体たしかに正しくてすごく納得させられる言葉だったけれど、それまで理解してもらおうと思って私が必死で伝えていたことが、無駄だったんだと思わされる言葉でもあった。

そして、彼自身に私を理解するつもりがないということを遠回しに言っている言葉でもあったから、とても傷ついた。

 

人から嫌われること、理解されないことは苦しくてもどかしい。

誰だって好きな人には自分を一番に知ってほしいと思うだろうし、好きな人のことは自分が一番把握していたいと思う。

自分の気持ちと、相手の気持ちがまったく同じならいいけど、少しずつ違うから厄介だ。

相手に期待しすぎちゃいけない。でも期待したい。でもガッカリしたくない。でも信じたい。でも傷つきたくないし傷つけたくもない。

 

冷めない気持ちがあれば、この不安はもっと軽くなるだろうなと思う。永遠に絶対なものがあるならば、もっと力を発揮できる気がする。

 

不安でいっぱいになって、もう人間となんて関わりたくないと思っても、そこから救い出してくれるのはいつも人間だから、今日も泣きながら笑わなきゃいけない。