日記

毎日の喜怒哀楽と将来、恋愛。面と向かって言えないこと。

海辺

恋愛のはじめ、お互いを少しずつ知っていく段階において、相手に尊敬できる部分を見つけると急激に「好き」へ気持ちが傾く。

 

私が持っていないもの、私が自分自身のコンプレックスに感じているところ、

たとえば短気ですぐイライラしてしまうところ、ネガティブ思考で不安な気持ちを抑えられなくなるところ、

そういうところをカバーしてくれる、あるいは正反対の性格の人に惹かれる。

 

すごいなあ、えらいなあ、見習いたいなあ、と思う。

そしてそういう人と一緒にいると、私も彼に見合う人になろうと努力できるから、嬉しい。

 

 

恋愛が始まりそうなとき、探り合って知り合って、そういういちばん楽しい時、最近の私は素直に浮かれていられない。

「今が楽しければいいじゃん?」という恋愛に、なんの迷いもなくのめり込める年齢でもなくなってきたから、楽しければ楽しいほど現実的になってしまう自分がいる。

 

もういつかの純粋で何も知らなかった私じゃない。

たくさん傷ついたし、その度に苦しかった。

今ならもっと上手くやれるのにって後悔することもたくさんある。

 

私はもうたぶんそんなに、全力で人を好きになれないと思う。

傷つくのは怖いし、もう悲しくなりたくないなと思うから。

 

とか言って数ヶ月後またバカみたいに誰かを好きになっているかも。

 

なんにしろ今は、慎重に慎重に、自分を一番大切に想っていたい。

自分のことを想ってくれない人を好きになるのは、とっても辛いことだから。