退屈な月曜日
私の思いなんて誰にも伝わらないなあ、とふと思うことがある。
ある?
ある。私はある。
自分本位で生きてればきっと、因果応報、他人にとっての私の価値も、どんどん蔑ろにされていくんだろうね。
こんなことを書いているけど別に、悲観的な気持ちになっているわけじゃない。
ただちょっと上手くいかないことがあって、八つ当たりみたいな気持ち。
誰かに依存していることは、きっととっても心地いいことだよね。
誰かにとってのたった一人になりたいという気持ちは、永遠に消えることがないような気がする。
どうして彼には私以外にも女がいるんだろう。
どうして私は二番目なんだろう。
彼にとっての優先順位がどうであれ、「彼女」という肩書きが欲しい。
どうして私はいつもこうなんだろう。
人との距離が下手くそなんだろうな。
私の心臓の核を溶かして誰かに飲ませたら、少しは私の気持ちが伝わるのだろうか。
溶けて、溶けて、溶けて、誰かと一体になりたいと思う心が、どうしてずっとこびり付いて離れないんだろう。